人員微減、売り上げ増
日本旅館協会北海道支部連合会は11日、会員旅館を対象に実施している宿泊実績調査の今年9月の結果をまとめた=表。前年同月の実績に比べて宿泊人員は1・2%減となったが、売り上げは3・2%増だった。「敬老の日」に絡む3連休に台風に伴うキャンセルが発生した施設が多かった。
道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する旅館107軒が回答。このうち訪日客の宿泊人員に関する回答は100軒だった。
微減となった宿泊人員の内訳は、国内客が3・3%減だが、訪日客は10・9%増だった。
昨年の北海道新幹線の開業効果が反動となったとみられる「函館・湯の川・松前・江差・八雲」は、宿泊人員が19・6%減、売り上げが11・4%減。この他に6地区が宿泊人員、売り上げの両方がマイナスだった。