日本旅館協会東北支部連合会(佐藤勘三郎会長、222会員)は9日、宮城県仙台市のTKPガーデンシティで2024年度通常総会を開いた。今年度の事業計画を承認したほか、役員改選も実施し、佐藤会長を再選した。冒頭、佐藤会長があいさつしたほか、同協会の大西雅之会長からのビデオメッセージが披露された。
今年度は、コロナ明けから宿泊業界の環境や在り方が大きく変化していることから、先を見据えた事業を推進していく。重点的に取り組んでいく事項として、「会員に向けた情報発信の強化」を挙げ、昨年度に引き続き旅館の経営に役立つセミナーを積極的に実施。加えて、新しく若手経営者委員会を立ち上げ、宿泊業界の喫緊の課題となっている人手不足解消に向けて「人材育成」につながる施策を実施。組織基盤を固めながら、今後2~3年度にわたって中長期的に取り組む。
総会後は、東北運輸局の石谷俊史局長が「これからの東北の観光」をテーマに講演した。
新役員は次の通り(敬称略)。
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