日本旅館国際女将会(長坂正惠会長)は12月12日、12月定例会を東京都港区の東京アメリカンクラブで開いた。
同クラブのマネージャー陣から、クラブの歴史、運営体制などについてレクチャーを受けた後、施設内の見学会を行った。
料飲本部エグゼクティブコーポレートバンケットセールスマネージャーのジェイソン・ハナフォード氏(=写真中央)は「私の前職は、温泉旅館のインバウンド担当。三重県鳥羽市の戸田家にいた。旅館も東京アメリカンクラブも『サービス(おもてなし)』と『クオリティ(高品質)』を重視している点では同じだ」と話した。
同クラブは1928年に設立された90年の歴史を持つ会員制国際クラブ。会員数は約3800人で、その国籍は世界50カ国以上にわたる。世界中に約180以上の提携クラブがあり、会員は相互利用ができる。米国人会員が中心だが、日本人会員も半数近くいる。
レストラン、バー、宴会場、宿泊施設、フィットネスジム、スパ、プール、スカッシュコート、フットサルコート、ボーリング場、音楽スタジオ、図書室などを完備。従業員は約400人。その国籍は35カ国。
会員制クラブだが、会員の同伴があれば施設に入館可能。また、会員以外でもウエディングや企業パーティーなどでの利用はできる。