日本添乗サービス協会は3月24日、2023年度通常総会を東京都内で開き、新会長に元国土交通省観光部長、運行管理推進ネットワーク会長の金澤悟氏を選任した。三橋滋子会長(TEI会長)は副会長に就き、会長をサポートする。
議事では23年度事業活動・収支計画を審議。23年度は、国内旅行に続き海外旅行の回復が見込まれる中、添乗業務から離れていた添乗員のブラッシュアップ研修を実施するとともに、現地の最新情報を入手できるチャネルを提供。特殊な働き方が求められる専門添乗員の職業観、やりがいのアピールと、若年層の確保に役立つ資料の提供なども行っていく。
また、インバウンド事業として、第3回目となる初級の「インバウンド検定」試験を全国で実施する予定。昨年度に好評だった「インバウンド業務入門講座」の開催も計画している。
金澤新会長