日本温泉協会は、第6回温泉検定を2025年3月2日に開催する。会場は工学院大学・新宿キャンパス(東京都新宿区)。受験者を募集中で、申し込み締め切りは25年2月2日まで。定員は100人で、定員に達し次第締め切る。
温泉検定は、学術的な成果を学び、温泉に関する知識を深めてもらい、日本の温泉文化を国内外に発信できる人材を育成することを目的にした検定試験。合格者には、「日本温泉名人」の認定証を授与する。第1回検定試験は19年12月に開催された。
温泉検定はセミナーを受講した後に、検定試験を受ける形式。セミナーは、学識経験者などの温泉の専門家が講師を務め、科目は温泉総論、温泉法学、温泉医学、温泉地学、温泉化学、温泉観光学。
試験は4択式マークシート60問。合否の結果は25年5月末までに郵送で通知する。
受験料は税込み1万2千円で、テキスト、セミナー、試験、認定証発行の費用を含む。すでにテキストを購入済みの場合は8千円。
詳細、申し込み方法は日本温泉協会のホームページ(https://www.spa.or.jp/)に掲載されている。
2024年3月に開催された第5回温泉検定の当日の受験者数は92人。合格者は78人、合格率は84.8%だった。