日本温泉協会の理事会が12月13日、東京都千代田区の全国旅館会館で開かれ、2022年度会員総会に諮る事業計画案などを審議した。コロナ禍の状況を踏まえながら、温泉に関する情報発信の強化や、日本の温泉文化をユネスコ無形文化遺産に登録する運動を推進する。大規模な地熱発電開発に対しては、温泉資源を保護していくために、秩序ある規制、対応を引き続き関係機関に求めていく。
あいさつで笹本森雄会長は「オミクロン株の出現などで新型コロナウイルスの状況はまだまだ油断できないが、温泉に関する情報発信や、温泉についての知識の普及に継続的に取り組み、協会の活動意義を発揮していく必要がある」と述べた。
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