日本版DMO推進研究会(事務局・大正大地域構想研究所)は6月15日、東京・西巣鴨の大正大で特別セミナーを開催する。講師はイタリアのアルベルゴ・ディッフーゾ協会会長のジャンカルロ・ダッラーラ氏。
アルベルゴ・ディッフーゾは、集落内の空き室など複数の建物に宿泊して、中心部にあるレストランで受付や食事をとるもので、「分散型ホテル」と訳されている。
同研究所の清水慎一教授によると、イタリアでは1980年代前半に始まり、今や全国的に展開されている。過疎の集落の再生方法として日本を含む各国で注目されているという。
氏はアッシジ観光学国際センターや国立ペルージャ大で観光マーケティング論を教えた経歴を持つ。
セミナーの定員は60人、会費は税別1万5千円。問い合わせはDMO事務局、dmo-jimukyoku@mail.tais.ac.jp