朝日旅行の部会の一つ、日本秘湯を守る会は、来年4月に設立40周年を迎える。これを記念して、同会が発行しているスタンプ帳を利用したキャンペーンを実施する。9月26日発表した。
1975年4月、バスも通っていない交通の不便な山の中の小さな温泉宿33軒が集まり設立された。今年9月現在、会員数は184軒まで拡大している。
地球の恵みであり、限りある地下資源である温泉に感謝することを忘れることなく、自然環境の保持、保全に真摯に取り組んでいくことを信条としている。会員宿には会の名前が記された提灯がぶら下げられている=写真。
会員宿に1泊するごとにスタンプを1個捺印し、3年以内に10個ためると無料で1泊できるスタンプ帳事業を行っている。現在年間1万5千人がこのサービスを利用して無料で宿泊しているという。
設立40周年を記念して、10月22日〜11月30日の期間中に会員宿に宿泊すると、スタンプ帳1冊につき1個スタンプをサービスする「スタンプ帳プラス1 ワンチャンスキャンペーン」を実施する(1回限り有効)。
また40周年を機会に、スタンプ帳を自動読み取り式に変更し「40周年記念スタンプ帳 新規発行キャンペーン」を行う。最初の1個のスタンプを記念にサービスし、9個押印で1泊無料となる記念スタンプ帳を4万部限定で発行する。配布は朝日旅行や各旅館で行う。キャンペーン期間は12月1日〜2014年11月30日の1年間。