コロナ克服、政治力強化
通訳案内士法に基づく全国通訳案内士、地域通訳案内士が加盟する7団体が、「日本通訳案内士団体連合会」を設立した。通訳案内士の団体は、地域や設立経緯などによって多くの組織が存在しているが、業界を代表する全国的な組織や窓口がなかった。観光庁や有識者から連合体の必要性が提言されてきたことに加えて、訪日旅行の停止で通訳案内士が苦境に立つ中、一致団結してコロナ禍の克服を目指すことにした。参加検討中の団体を含め、当面20団体程度が参加する予定。
略称は通団連。設立は今年10月1日。設立時の参加団体は、関西通訳・ガイド協会、九州通訳・翻訳者・ガイド協会、全日本韓国語通訳案内士会、通訳ガイド&コミュニケーション・スキル研究会、日本中国語通訳案内士協会、日本文化体験交流塾、ひろしま通訳・ガイド協会。この9団体の全国通訳案内士の会員数は約2800人。
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