日本観光振興協会は7日、韓国・ソウルで韓国観光協会中央会と意見交換会を行い、持続的な交流のための連絡窓口を設けることで合意した。両団体が意見交換するのは初めてで、相互交流に弾みがつきそうだ。
意見交換会は日観協の訪日旅行・海外旅行活性化委員会が中心になって実施。団長は日本航空の藤田直志常務執行役員で、舩山龍二副会長=写真右=が顧問として同行した。一行16人は「麗水万博」も視察した。
韓国側も16人が出席し、藤田委員長、同中央会の崔魯錫副会長の代表あいさつの後、民間レベルでの観光交流の活性化、個人旅行者(FIT)受け入れのための旅行業界の協力方法などについて活発な議論を交わした。
藤田委員長は今後の持続的な交流のための連絡窓口の設置などを提案、両団体ともに了承した。
日観協は「次回の開催日程は未定だが、できれば毎年1回程度開き、相互交流の拡大につなげたい」と話している。