日本観光協会は7日、08年度「日本観光ポスターコンクール」の受賞作品を発表した。金賞(国土交通大臣賞)には、おいでませ山口観光キャンペーン推進協議会(大谷峰一会長)が作成した5連作のポスターが選ばれた。
今回は262点(372枚)の応募作品があった。金賞を受賞した同協議会のポスター=写真=は、錦帯橋と古いまち並み、瑠璃光寺五重の塔と一の坂川──など、いずれも県内を代表する観光スポットを取り上げ、どれもセピア色仕立てにしている。
審査員からは「すべてに少年少女が用いられており、印象的」「懐かしい気持ちになり、旅心をくすぐる」などの意見が出され、高い評価を得た。7〜9月にJR各社と展開する「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン」のPR用ポスターとなる。
なお、銀賞作品は次の通り(カッコ内は出品団体)。
◎JRグループ賞
ほっかいどう時間(北海道連盟)
◎国際観光振興機構理事長賞
四国観光誘致ポスター「恋する四国」(四国観光立県推進協議会)
◎国際観光旅館連盟会長賞
松前さくらまつりポスター(松前町)
◎日本観光旅館連盟会長賞
草津色に染まる(草津温泉観光協会)
◎日本交通公社会長賞
栗と北斎と花のまち 信州おぶせ(小布施文化観光協会)
◎日本交通文化協会理事長賞
大野市観光ポスター(大野市産業経済部観光振興課)
◎日本観光協会会長賞
ぐんま伊香保温泉観光ポスター(伊香保温泉観光協会)