観光予報プラットフォーム推進協議会(事務局・日本観光振興協会)はこのほど、6月24~25日の観光予報(混雑度)を発表した。それによると、名古屋市、大阪市を除き「やや空いている」「空いている」という状況で、全国的に混雑は見られないとしている。
名古屋市の宿泊予約数は8万4527人、大阪市は15万4413人で、「やや混雑する」。小樽市や東京都(港区)、那覇市は「やや空いている」、その他地区は「空いている」。前年比では福岡市を除いて減少が見込まれている。「特に、名古屋、福岡、宮崎を除いては90%を下回っている」結果となった。
プラットフォームは昨年11月から運用を開始。旅行会社などが提供する宿泊予約・実績データ約8千万泊の中から、国内外宿泊者の動向、属性の把握・分析、6カ月先の宿泊予約の把握などが可能という。
混雑度データは8千万泊のサンプリングデータ(店頭、国内ネット販売、海外向けサイトの販売)を抽出し、宿泊者数の実績、予測データを独自の方法で推計している。