日本観光旅館連盟の支部再編に伴い発足した「関東支部連合会」の総会、懇親会が6月23日、東京・上野の上野精養軒で開かれた。関東支部連合会は、東京支部、首都圏支部、千葉支部の3支部で構成。会員数は642軒。従来の支部単位の活動に加え、関東の観光振興に向けた連携を強化する。
齊藤源久・関東支部連合会長(東京支部長)=写真=は「9支部連合会の体制がスタートした。当面は支部連合会のもとで行う各支部の活動が主体になるが、県単位の支部にスムーズに移行できるよう会員の協力をお願いしたい」とあいさつした。
来賓として、国土交通省関東運輸局の神谷俊広局長、観光庁の鈴木昭久観光産業課長が出席。神谷局長は「支部連合会の発足が関東の観光振興につながると期待している」と述べ、外国人旅行者の誘致拡大、休暇分散化の実現などに向けた官民一体の推進を訴えた。