日本銀行金沢支店の大川真一郎支店長は10月1日、北陸短観発表会見で、9月21、22日に発生した能登豪雨の影響について「少しずつ進展していた被災地の生活再建が振り出しに戻ってしまったことに加え、ある程度修理・修繕が進んでいた各種インフラの破損も再度生じている」と影響の大きさを強調。今後の地域経済をどの程度下押しするのか注視する考えを示した。
9月分の北陸短観では、全産業の業況判断DIが「7」で前回調査(6月)の「7」から横ばいだったものの、回答した322社のほとんどが能登豪雨以前に回答したため調査結果には反映されなかった。【記事提供:ニッキン】
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