新潟県長岡市山古志の山古志闘牛場で15日、国の重要無形民俗文化財に指定されている牛の角突き「闘牛大会」が開かれた=写真。闘牛場に20頭の牛が出場、迫力ある角突きに約800人の観客で埋まった会場は熱気に包まれた。
牛の角突きは、3年前の中越地震後に一度だけ同闘牛場で開かれた。中越地震の影響で、旧山古志村は今春まで避難指示が出されていたが、現在では避難指示がすべて解除されている。
山古志商工観光係の今井雅広さんは「伝統行事である牛の角突きがようやく復活した。多くの人に元気でやっている山古志を見てもらいたい」と強調した。
牛の角突きは今後9月16日、10月8日、11月3日に行われる。