星野リゾート、東京・新浦安に新施設開業 テーマパーク旅行の需要に対応


「1955東京ベイ」のキービジュアル。 ビンテージ感あふれる世界観にこだわった

 星野リゾート(長野県軽井沢町)は6月20日、東京近郊の千葉県・新浦安に新施設「1955東京ベイ」を開業した。夜間や早朝でも出来たての食事を楽しめるレストランや、滞在中ならいつでも自由に過ごせるパブリックスペース、子連れの宿泊者も安心の客室やアメニティなど、テーマパーク旅を便利で快適にするホテルサービスを提供する。

 同ホテルのコンセプトは「古き良き」を意味する「OLDIES GOODIES」。館内は1955年ごろのアメリカの世界観をイメージしたデザインとなっている。当時アメリカで使われていたビンテージ品のテーブルや椅子、本やおもちゃなどを設置するなど細部にこだわっているほか、館内では当時のアメリカで聴かれていた音楽が流れ、朝はカントリー、夜はジャズやロックンロールなど、時間帯によって異なるジャンルのBGMを楽しめる。

 このほか、同ホテルでは利用者のさまざまな需要に応じた設備・サービスを用意。

 宿泊中いつでも自由に過ごせるパブリックスペース「2nd Room」では、靴を脱いで過ごせるリラックススペース、カーテンを引いて半個室として使えるスペースなどを整備し、翌日の旅程の会議や出発前の準備など、自由な使い方が可能だ。スペースには24時間軽食や酒、菓子が手に入る売店「Food&Drink Station」も併設している。

 このほか、テーマパーク旅での利用を想定し、夜間や早朝でも食事を楽しめるレストランやショップも出店。夕方6時から夜11時まで食事が楽しめる「Cafeteria」では、空腹度合いに合わせて組み合わせられる一品料理とホットデリ・コールドデリを提供するほか、朝6時から10時まで営業する「Restaurant」では、和洋ビュッフェが楽しめる。

 客室は全638室、23タイプを用意。子連れでの滞在にも配慮し、洗い場付きバスルームを備えたほか、子供向けのアメニティや貸し出し備品を取りそろえたスペース「Kids&Baby Goods」も用意している。寝室には、ベッドのほかにソファー代わりとしても利用できる「ゴロゴロ寝台」を設置し、リラックスできる環境を充実させた。

 宿泊料金は、2人1室利用時で1人当たり1泊9千円から(税込み、素泊まり)。


「1955東京ベイ」のキービジュアル。ビンテージ感あふれる世界観にこだわった


「2nd Room」


客室

 
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