星野リゾート トマム(北海道占冠村)は1月20日、冬だけに造る氷の街「アイスビレッジ」に「氷のホテル」と「氷の教会」をオープンした。今季で24回目の開設となる。
ビレッジは林に囲まれた3.2ヘクタールの敷地に10棟の氷の建物とアイスリンクやジップラインなど多彩な施設を設け、観光客らに北海道の冬ならではの体験を提供している。
ビレッジを象徴するのが「氷のホテル」。ドーム型の形状で、天井、壁のほか、客室のベッドやイスも全て氷で造られている。1日1組(2人まで)限定で宿泊体験ができ、氷のベッドやテラスでの食事、露天風呂を楽しめる。宿泊料金は1人2万8千円。
同時に完成した「氷の教会」も、祭壇や十字架、バージンロード、イスなどが氷と雪で造られている。
氷のグラスやスイーツづくりの体験ができる「氷のアトリエ」「氷のスイーツショップ」「氷のBar」、長さ60メートルの「氷上のジップライン」「アイスリンク」など、子供から大人まで楽しめる多彩な場も用意されている。
ビレッジの開設は3月14日までで、毎日、午後5時から10時まで開場。日帰り客の利用もでき、入場料は600円(小学生以上)で、ザ・トマムやリゾナーレトマムの宿泊客は無料。各施設での体験には別途料金がかかる。
「氷のホテル」は2月28日まで、「氷の教会」は2月14日までの予定。
星野リゾート トマムでは、「安心・安全に楽しんでもらえるよう感染防止対策を徹底している」とし、「パウダースノーのゲレンデでのスキーや霧氷テラスからの絶景、アイスビレッジでの体験など、冬の北海道を満喫してほしい」と話している。
アイスヴィレッジの全景