星野リゾート 界 日光は、7つの厄除け体験ができる「日光厄払いステイ」を発売した。
中禅寺湖の畔に位置する温泉宿、「星野リゾート 界 日光」は2019年12月1日から2020年2月29日まで、「厄払いルーム」での宿泊をはじめとした7つの厄除け体験ができる「日光厄払いステイ」プランを販売します。「厄払いルーム」は仏像の装飾などがあしらわれ、魔除けの意味がある麻の葉模様で統一した、泊まるだけで厄払いできる1室限定の客室です。照明や欄間、行灯は栃木の伝統工芸品「鹿沼組子」で作られており、その繊細さが目を楽しませます。宿泊した翌朝に、山岳信仰の聖地として名高い男体山をご神体とする二荒山神社中宮祠と、中禅寺湖の名の由来となった日光山中禅寺立木観音の両方で厄払いの祈祷をすることで、世界遺産である日光の社寺にまつわる体験ができます。
7つの厄除け体験
人の一生に三度訪れる厄年は、災難や障りがふりかかる恐れが多いため、万事において気をつけなければならない、とされています。「日光厄払いステイ」では8と9(厄)を手前でとどめるという意味で7つの体験を行います。
1 日光厄払いステイのために設えた「厄払いルーム」に宿泊【プラン限定】
2 伝統工芸品を心ゆくまで楽しめる「組子ライブラリー」にて、鹿沼組子を使った
厄除けアクセサリー作り
3 日光の社寺参拝の正式な履物「御免下駄」を履いて参拝【プラン限定】
4 日光山中禅寺立木観音のご本尊千手観音をお参りし、写経体験
5 日光山中禅寺立木観音の大黒天堂にて特別加持祈祷【プラン限定】
6 二荒山神社中宮祠にて厄払いの祈祷及び、お札とお守りの授与
7 二荒山神社中宮祠境内の奥にある幸福の森にてご自身で厄と書いたお皿を投げて
割る「カワラケ割り」
特徴1:厄払いルームと厄除けアクセサリー作り
1室限定の厄払いルームには、伝統工芸品の鹿沼組子を使いました。35種以上ある模様の中でも魔除けの意味を持つ麻の葉模様の組子をベッドボード、照明、欄間、行灯、床の間の飾り、モビール、コースターにあしらっています。他にもベッドランナーやクッションカバー、障子、を合わせると総数10種の麻の葉文様のアイテムがある特別客室です。また、館内の組子ライブラリーでは麻の葉模様の鹿沼組子を使った自分だけの厄除けアクセサリーを作ることができます。
特徴2:日光山中禅寺立木観音にて特別加持祈祷(*1)
知る人ぞ知る栃木の伝統工芸品「日光下駄(*2)」を履いて社寺参拝します。いくつかある日光下駄の台木の種類の中でも、江戸時代、参拝時の正式な履物とされ、現在の日光下駄の由来にもなった「御免下駄」を本プランのために栃木県伝統工芸士・山本政史氏に作成いただきました。日光山中禅寺立木観音では、ご本尊の千手観音をお参りします。さらに普段は入ることのできない大黒天堂にて特別加持祈祷と、写経を体験できます。
*1 加持祈祷…仏の力を借りて数珠を体に当てて災いを払う儀式
*2 日光下駄…草履と下駄の台木を縫い合わせた履物
特徴3:二荒山神社中宮祠にて厄払いの祈祷
男体山をご神体とする二荒山神社中宮祠では厄払いの祈祷が受けられます。お守りとお札をさずかったあとは、境内の中のご神木が並ぶ幸運の杜にて、「厄」と書いたお皿を投げて割る「カワラケ割り」を行い、厄を落とします。
<モデルスケジュール>
・1日目
15:00 チェックイン
17:30 夕食:地域の素材をいかした冬の和会席
19:00 ご当地楽(がく)「日光下駄談義」を楽しむ
20:00 組子ライブラリーにて厄除けアクセサリー作り
21:00 温泉で身を清める
・2日目
07:30 朝食:豆乳湯波鍋を中心としたお膳
08:30 御免下駄を履き、厄除けアクセサリーを身につけて日光山中禅寺立木観音を
参拝、特別加持祈祷を実施後、写経体験
12:00 チェックアウト 二荒山神社中宮祠へ出発
厄払いのご祈祷、カワラケ割り体験
「日光厄払いステイ」概要
期間 :2019年12月1日~2020年2月29日チェックイン
*12月20日、12月28日〜1月4日、14日、25日、27日、28日、
31日、2月2日、10日、14日、17日チェックインを除く
*そのほか社寺の都合により変更の可能性あり
料金 :35,000円~(2名1室利用時1名あたり、サービス料込・税別)
含まれるもの:宿泊(厄払いルーム)、夕食、朝食、日光山中禅寺立木観音拝観料、
写経体験、特別加持祈祷、二荒山神社中宮祠厄払いのご祈祷、
カワラケ割り体験、組子ヘアアクセサリー作り、御免下駄レンタル
予約 :公式サイト(https://kai-ryokan.jp/nikko/)
備考 :1日1組限定(2名)
星野リゾート 界 日光(栃木県・中禅寺温泉)
中禅寺湖に面した鹿沼組子、日光彫など栃木の伝統工芸品を活かした客室やライブラリーなど、職人のこだわりを随所に感じられる宿です。日光で親しまれている湯波や日光下駄など、日光東照宮をはじめ社寺を中心として発達した独自の文化も楽しめます。
所在地 :〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2482−1
電話 :0570-073-022(界予約センター)
客室数 :33室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金 :22,000円〜
(2名1室利用時1名あたり・サービス料込・税別、夕朝食付)
アクセス :JR日光駅・東武日光駅から車で約40分