外務省がこのほど発表した2017年のビザ(査証)発給件数は、前年比9.1%増の586万9012件で過去最高となった。最多の中国が450万4718件で全体の77%を占めた。
発給件数は、中国に続き、フィリピンが32万5564件、インドネシアが23万9201件、ベトナムが22万6993件、インドが9万6658件、ロシアが6万7445件、ブラジルが5万885件など。
中国向けのうち観光目的の発給件数は393万1914件。内訳は、団体観光ビザが前年比20.2%減の139万9517件、個人観光ビザが同22.8%増の199万8130件、高所得者に対する数次ビザが同52.9%増の21万6117件、沖縄数次ビザが同6.4%減の9万3099件、東北数次ビザが同38.8%増の2万9535件、17年5月開始の十分な経済力を有する者に対する数次ビザは19万5516件だった。