景気の現状DI 上昇も台風、地震が影響 内閣府調査8月


 内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の8月分を公表した。同月の景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比1.5ポイント増の49.0。宿泊など観光関係の回答者から、「夏の稼働が好調」とする一方、台風10号や南海トラフ地震臨時情報の発表でキャンセルが多発し、「収入が大きく減少した」との声が上がっている。

 調査は旅館・ホテル、飲食など、地域の景気の動きを観察できる業種の人々に、3カ月前と比較した景気の現状と、2~3カ月先の景気の先行きについて、「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。

 現状DIはサービス関連が前月比1.5ポイント増の51.6、小売関連が同1.5ポイント増の47.7、飲食関連が同6.4ポイント増の50.9。

 先行きDIもサービス関連(同2.4ポイント増の52.2)、小売関連(同2.1ポイント増の49.2)、飲食関連(同1.6ポイント増の52.9)の全てが上昇した。

 全国12地域別では、現状DIは9地域、先行きDIは11地域で上昇した。低下は現状DIが北海道、近畿、四国。先行きDIが東北。

 景気判断理由で観光関係の主な回答は次の通り。

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