登録を目指す北海道、北東北の15縄文遺跡をすべて掲載。世界遺産への関心や遺跡観光ブームが高まるなか、観光コースのプランづくりや情報収集などに使える。
カラーで各遺跡の特徴を分かりやすく解説。例えば、青森県青森市の三内丸山遺跡では、出土品に(1)翡翠や黒曜石(2)圧倒的な量のマメ・ヒョウタンの種子──があったことから遠方との交易や農耕が行われていたと指摘。「縄文のイメージを大きく覆した」と説明する。
出土品を見直すことでその土地に生きた縄文人の姿を伝えてくれる。
発行=インテリジェント・リンク(TEL011・707・2100)。