埼玉県などに4棟ある独立系ビジネスホテルのホテルグリーンコア。稼働率103%という驚異の数字を叩き出す「見守る経営術」が本書のテーマ。著者の近藤氏が2年前に出した「巡るサービス」(オータパブリケイションズ)の続編になる。
グリーンコアの強み「アプローチ・オペレーション」(積極的にお客さまに関わっていく接客)を下支えしているのがスタッフの自発性。その自発性を育むマネジメントが「見守るマネジメント」。包み込むように温かい眼差しでスタッフの成長や意欲の高揚を見守る経営スタンスだ。
放任でも過保護でもない。口出しせず黙って見守る。上司は必要に応じてスタッフに関わる。ここぞというタイミングで部下に働き掛ける。心に寄り添うマネジメントで、スタッフはいつの間にか仕事に夢中になる。そのような「見守るマネジメント」の事例とノウハウを紹介する。
近藤氏は法大卒業後、オータパブリケイションズ入社。書籍編集などを経て、2009年、同社事業だった宿泊業界向けセミナーを主催する「宿屋大学」をマネジメントするため独立。東京YMCA国際ホテル専門学校講師、立教大学観光学部専任講師も務めている。
A5判、256ページ、1500円(税別)。問い合わせは、ぶんか社出版営業部TEL03(3222)5115。