監修と共著の山口祐司氏は、1971年の刊行以来20版を重ね日本のホテル経営の論理的支柱となった名著「ホテル管理会計」(柴田書店)の著者であり、日本のホテル業界を代表する論客。
新進気鋭の会計学者である青木章通氏、会計コンサルティングや不動産金融などで実務経験豊富な北岡忠輝氏とともに、最新の業界動向も織り込みながら、21世紀のホテル会計を図表やチャートを多用して分かりやすく解説している。
経営分析の章では実際のホテルの経営数値を、ホテルファンドの章では運用や活動支援の実例を取り上げ、会計を学びながら業界動向の知識も得られる内容となっている。
これはホテル業界人向けと逃げず、若手の旅館経営者、向学心のある旅行会社社員の諸氏は挑戦してみてはいかがか。
A5判、定価は2625円(税込み)。18日発売。発売元=柴田書店。