淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ(兵庫県洲本温泉)は、有田焼の器を使ったフランス料理のコースを13日から提供している。1日10食限定。味に加えて見た目でも利用者を楽しませる。
同館は、国内外で高い人気を誇る有田焼の器をこれまで和食中心に使用してきた。このほど新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた大阪のあるホテルから、洋食担当のシェフの出向を受け入れたのを機に、本格フレンチの導入を決定した。フォアグラやトリュフを使った温製料理、淡路島産の魚介類のお造りや淡路和牛のステーキなどを、彩り鮮やかな有田焼に盛り付けて提供する。
「有田焼は従来、和のイメージが強かったが、洋食でもしっかり魅力を発揮してくれている。箸で食べられるのもこのフレンチの特徴の一つ。提供を開始して間もないが、大変好評を頂戴している」と、黒田弥生総務部長は太鼓判を押す。
1食1万3200円(消費税込み)。2人以上から。5日前までに予約が必要。