「有馬さくら祭」が3月31日から4月7日まで、有馬温泉(神戸市)の有馬川親水広場で開催された。31日はオープニングとして有馬芸妓衆の踊り、ステージで日本伝統芸能猿まわしなどが上演された。屋台も設置された。4月1~7日にはキッチン屋台祭りも開催。桜の見ごろまで有馬川沿いの桜並木のライトアップも実施。
有馬温泉は、江戸時代から桜の名所として知られ、有馬川沿いはソメイヨシノや善福寺の糸桜などが楽しめる。
オープニングイベントであいさつした金井啓修・有馬温泉観光協会会長は、ふるさと納税の活用で、樹木医の診断を受けて多くの花を咲かすようになった有馬川の太閤橋付近の枝垂れ桜=写真=を紹介。また第1回神戸歴史遺産に「湯女を起源とする有馬芸妓文化」として認定された有馬芸妓衆の支援にもつながるとして、市へのふるさと納税をアピールした。