兵庫県の有馬温泉観光協会は、新型インフルエンザの風評被害対策のため、夏の祭やイベントの内容を例年以上に充実させ、有馬温泉の街を挙げて旅行者をもてなしている。
8月30日までは、有馬川親水広場公園で有馬涼風川座敷スペシャルを開催している。屋台やゲームコーナーを開くほか、座敷では「太閤鍋」「ねね鍋」の特別料理を販売。特設舞台では毎日、芸妓の踊り(2回公演)とコンサートなどを行う。親水公園もライトアップしている。
新企画として8月4日まで、「有馬ゆ・あかりコンテスト」を実施。観光総合案内所で、全国から応募のあった「手作りのあかり」の作品を展示する。また、8月8日から9月23日までは手作りのあかりの作品約800点が、有馬温泉街の観光案内所や温泉寺、有馬の工房などに展示し、夜の散策を楽しめるようにする。
8月10〜21日は、有馬温泉観光総合案内所で「怪談人形劇」を上演する。廃れた屋敷を舞台にした怪談話を人形劇で表現する。1日3回公演で、上映時間は約30分。入場料は大人800円、子ども500円。
ありま涼風川座敷