JR東日本は14日、「ローカルDX」推進の一環として、中央線の列車を活用し「JRE農業ステーション」から首都圏消費地へ朝どれ農産物を輸送する実証実験を始めた。農業総合研究所と連携して実施。販売は毎週火曜日、木曜日(祝日除く)で、11月30日まで。
実証実験では、中央線辰野駅に整備した「JRE農業ステーション辰野駅」で集荷した朝どれの農産物を、八王子駅構内「やまたまや」(運営者はJR東日本クロスステーション)で販売。朝どれブロッコリー(1個250円)など、本来生産地の近隣でしか手に入らない鮮度が高く魅力ある農産物が提供されている。
JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革2027」で掲げる「地方を豊かに」する取り組みの一環として農業総合研究所との提携を通じた農業の活性化で地方創生に貢献している。