
外観(イメージ)
九州ディベロップメント(福岡市中央区)は24日、福岡市営地下鉄「中洲川端駅」徒歩5分に木の香る博多の宿「徒然庵」をオープンする。天然木と和の趣にこだわった宿で、無人リモートサービスと従来型フロントサービスで安心と便利のおもてなしを同時提供する。
宿泊施設の設計は、建築美と実用性の融合を旨とし作品の斬新さに定評のあるCACE(福岡市中央区)が担当。施行は、十日恵比寿神社をはじめ日本建築の伝統技術を110年にわたり継承する安恒組(福岡市博多区)が担当した。
宿泊施設は、内外装に天然木を使用し、木組みの階段、化粧柱、ひのき風呂、坪庭まで和の趣にこだわったデザインとなっている。入り口玄関は各戸独立し、アプローチから直接入室が可能だ。
部屋は少人数からグループまで利用可能で、キッチンや洗濯機など、長期滞在者向けの設備も充実し、幅広いシチュエーションに対応する。ベッドマットレスには全室エアウィーブを採用している。
このほか、ナンバー式電子錠やタッチパネル端末など最新設備を導入するほか、現地フロントカウンターを設置しない完全無人のチェックインを実現している。近隣宿泊施設などと提携し、24時間緊急コール、非常駆け付け、手荷物預かりなど、従来型フロントサービスも用意している。
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