「おしぼり」のレンタル・企画開発などを手掛けるFSX(東京都国立市)は4月、日本を代表する樹木である「檜(ひのき)」と「杉」を使ったおしぼりトレー「HIN(檜)」「SUG(杉)」を発売する。同社は、2月19日から開催された「ホテレス・ショー」にこの製品を出展。先行予約の受け付けを開始した。
デザインコンセプトは「おもてなしの心」。2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットの公式記念品「森香炉」を手掛けた、木工家・田中満治氏がデザインを担当。職人が一つ一つ、丁寧に作り上げた。
今後は、小さなサイズや、英語で「Japan」とも訳される漆塗り商品の発売も予定している。
国土の3分の2が森林に覆われている日本には、多種多様な樹木が生息しているが、その中でも最も多いのが杉や檜。「共生」を企業スタンスとする同社では、その答えの一つとして、国産の天然木を使った新製品を開発した。
問い合わせ先は、FSXTEL042(576)9131。
HINとSUG