観光経済新聞社は19日、東京の浅草ビューホテルで2023年度「人気温泉旅館ホテル250選認定証授与式」を開いた。 式典に先駆けて観光庁初代長官でUNWTO駐日事務所代表の本保芳明氏が「観光立国から観光先進国へ」と題して講演した。
本保氏は、日本のGDP(国内総生産)の中で観光が占める割合が2.0%にとどまり、スペインの7%台、イタリアの6%台などと比べて大きな差があると指摘。「せめて4%を目指さなければ観光立国と胸を張って言えない」とした。
4%を目指すには「日本人によって経済規模を大きくすることは難しく、インバウンドに期待せざるを得ない」と指摘。
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