北海道札幌市は12月8~12日、レストラン・結婚式場を運営する八芳園(東京都港区)がプロデュースするポップアップイベントスペース「MuSuBu」(東京・白金台)で、札幌市の人、こと、もの、食、文化を紹介するイベント「SAPPORO SMILE WEEK2022」を実施した。昨年に続き2回目の開催。観光など交流人口の拡大や、移住・定住のきっかけを作った。
札幌市は、長い歴史からいろいろな人が集まり、さまざまな文化が交差する場所。最新グルメでは、さまざまな食材を使った新感覚なみそラーメンや、飲酒後や食事をした後など1日の最後を締めくくる「シメパフェ」などが話題となっている。23年夏には、狸小路3丁目に都市型水族館「AOAO SAPPORO」が開業する予定。
今回のイベントでは、札幌のソウルフード「ちくわパン」「月寒あんぱん」などの販売や、ふるさと納税返礼品・名産品の紹介などを展開。体験企画として、札幌市観光大使でライスボールプレイヤーの川原悟さんと共に北海道米を使いながらおにぎりを作る「おいしいごはん塾」、演劇ユニット「TEAM NACS」リーダーの森崎博之さんらによる札幌の魅力を伝えるスペシャルトークショーなどが行われた。森崎さんは札幌の魅力について、年々おいしさが増している札幌グルメ、冬こそ暖房で暖かい街中や住宅などを紹介した。
今回のイベントの実施について、札幌市東京事務所の岡顕一シティセールス担当係長は「八芳園の協力のもと、東京の人たちとリアルなコミュニケーションが取れた。地元で愛される食べ物、飲み物を、今度はぜひ日々進化する札幌で直接体感してもらいたい」と話した。注目してほしいグルメでは、日本酒(千歳鶴)や地元ワインやクラフトビール、西山ラーメンを挙げた。
札幌市をPRする岡担当係長