貸し切りバス事業を展開する札幌観光バス(札幌市)はこのほど、新型コロナの感染防止対策をより徹底するため、保有するバス全31台に抗菌・抗ウイルス剤のコーティングを施した。
多くの企業や研究機関での使用実績があり、消毒効果や安全性が実証されている抗菌・抗ウイルス剤「エコキメラ」を使用。従来のアルコール剤による清拭に比べ、コストはかかるが、長期間にわたって消毒効果が持続するとともに、車内の空気を浄化する働きもあり、利用者により安心安全なバスの旅を提供できるという。
コーティングは、車内をアルコール剤などでしっかり清拭した後、抗菌・抗ウイルス剤を座席や天井、窓、床などに噴霧して塗布。2週間かけて大型バス25台、中・小型バス6台に施工し、「抗菌ウイルス、抗菌・消臭施工済」のステッカーを貼付した。
同社では、ウィズコロナが続く中、万全の感染防止対策に努めながら、バス利用の促進を図っていきたいとしている。
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