オリックス・ホテルマネジメント(東京都港区)は、同社が協賛し、撮影場所としてORIX HOTELS&RESORTS「別府温泉 杉乃井ホテル」(大分県別府市)を提供した別府短編映画「大怪獣ブゴン」について、19日から「別府ブルーバード劇場」での一般公開を開始した。
同社は「地域共創プロジェクト」を推進し、その一環として地域全体や同社運営施設へのロケ誘致を図る「オリックスロケーションサービス」を展開している。
別府市を舞台とした「短編映画プロジェクト」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により客足が遠のいた観光地「別府」全体を、映画を通して元気付けようと企画されたもので、日本映画界で著名な映画監督が短編映画を制作する。同プロジェクトの第2弾となる「大怪獣ブゴン」では、ウルトラマンシリーズなどで監督を務めた田口清隆氏が制作を担当。同社はプロジェクトに一部協賛するとともに、杉乃井ホテルを撮影場所として提供した。リニューアル工事のため昨冬に閉館した「Hana館」でロビーが大爆破される特撮シーンを撮影し、ホテルスタッフもキャストとして作品に参加するなど、同作品の撮影に尽力した。「今後もさまざまなアイデアと地域の方々との連携を通じて、観光需要の拡大を推進し、地域経済の活性化に貢献してまいります」と同社。