全国の34自治体が地元の特産物や観光をPRするイベント「全国交流物産展in新橋」が10月25、26日、東京都港区の新橋SL広場、区立桜田公園で開催された。主催は、港区、共催は港区商店街連合会、港区観光協会。地域自慢の特産品やグルメの販売などが行われた。
イベントは、港区が区内商店街と全国自治体との交流や促進のきっかけづくりの一環として、2009年から毎年開催している。
会場では、北海道から九州まで34自治体が自慢の逸品を販売、紹介。和歌山県和歌山市が干し物の焼き魚、静岡県浜松市が地酒、福島県喜多方市が福島牛串焼き、北海道佐呂間町がホタテ浜焼きなどを販売した。
浜松市ブースで参加した浜松・浜名湖ツーリズムビューローの河野美奈子さんは「サラリーマンの聖地である新橋で、東京の多くの人たちに浜松のおいしいお酒を知ってもらいたくて出展した」と紹介。
また、浜松に酒蔵を持ち、全国新酒鑑評会で金賞を受賞した「花の舞」などを販売する、花の舞酒造の上村智亮さんは「花の舞はJALのファーストクラスでも使用されている。静岡産の果実を使用したスパークリング『ちょびっと乾杯』は、果実が入ったものなどシャンパンのように楽しめる日本酒として女性に人気です。上質な原料を使ったお酒を楽しんでほしい」とPRした。
浜松市のブース