東京都昭島市に6月9日、「昭島・昭和の森 武藤順九彫刻園」がオープンする。彫刻などで世界的に評価の高い武藤順九氏の大理石彫刻作品9点を樹林地に配置し、自然と芸術に触れる空間として一般開放する。
同市に本社を置く昭和飛行機工業(田沼千明社長)が、ホテル「フォレスト・イン昭和館」北側に保有する樹林地に開設する。開園に向けて同社と昭島市、昭和の森芸術文化振興会などが覚書を締結して準備を進めていた。
武藤氏は仙台市生まれで、東京芸術大学卒業後に渡欧し、彫刻、絵画、石彩などの創作活動で活躍。バチカン市国のローマ法王公邸、仏教発祥の地インド・ブッダガヤのマハボディ大寺院にも作品が設置されている。
彫刻園の詳細は今後発表されるが、運営主体は昭和の森芸術文化振興会。入園料は無料。
武藤順九氏の作品