全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)は16~19日の4日間、東京都大田区の羽田イノベーションシティで全国各地の観光と物産を紹介する「日本一周マルシェ」を開いた。和歌山県、愛媛県など11ブースが出展。それぞれの魅力をアピールした。
初日のセレモニーでは、ブース出展した静岡県伊豆の国市の山下正行市長があいさつ。「地方の小さな自治体が首都圏に出てPRするのは難しい。今年4月15日に『よい仕事おこし』と包括連携協定を結んだことでこのような場を提供いただいた。感謝申し上げたい」「(市の名産の)ミニトマトをはじめ、『鎌倉殿の13人』(NHK大河ドラマ)ゆかりの歴史、文化遺産をPRする」と述べ、多くの来場を期待した。
城南信用金庫の川本恭治理事長は「(自治体の)皆さまのおかげで華やかなマルシェになった。コロナ禍と物価高で全国の皆さまがお困りだ。少しでも明るい話題を提供して困難な時代を乗り切りたい」と述べた。
主催者、出展者によるフォトセッション(初日のオープニングセレモニー)