東京国立博物館と凸版印刷の共同プロジェクト「TNM & TOPPANミュージアムシアター」の来場者が10月25日に累計15万人を突破した。
15 万人目をお迎えした16 時の上演回では、東京国立博物館長・銭谷眞美と凸版印刷文化事業推進本部長・矢野達也から挨拶。ミュージアムシアター演目としても人気が高い、国宝「洛中洛外図屛風(舟木本)」(東博所蔵)を4分の1サイズで複製したリーフレットを、会場のお客様全員に記念品として贈呈しました。15万人目にお迎えした東京都西東京市からご来館になった吉田さんは「歴史が好きで東博にはよくくるが、ミュージアムシアターには初めてきました。江戸城のVRを見て中雀門に天守台の石垣が転用されているのは初めて知りました。」と述べられました。
■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
東京国立博物館と凸版印刷は、2007年より文化財の新しい公開手法に関する共同プロジェクトを推進し、ミュージアムシアターを運営してきました。近年は、専属ナビゲーターによるライブ解説に加え、VR作品を活用した体験イベントやトークイベントなど、上演の枠に留まらないさまざまな企画を多数実施し満足度95%を超える評価を受けています。また、2018年1月には上映設備を更新し、より明るく色彩豊かな映像で臨場感のあるVR体験が可能となりました。ミュージアムシアターはVRならではの視点による新たな文化財鑑賞体験ができる施設として、多くの方にご来場いただいています。
東京国立博物館と凸版印刷は、ミュージアムシアターを通じて、今後もより多くの来場者の皆様に、新しい文化財との出会いを楽しんでいただけるよう、さまざまな活動を行っていきます。
・シアターHP: http://www.toppan-vr.jp/mt/
■ これまでにミュージアムシアターで開催したイベント企画
ミュージアムシアターでは、VR作品の上演にあわせVRを背景とした記念撮影など来場した皆様に、さまざまな文化体験ができるイベントを開催しました。