東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(今井明男理事長)は13、14日、東京都産業貿易センター浜松町館(東京都港区)で「第45回ホテル・旅館生衛業フェア」を開いた。旅館・ホテルの業務用商品を集めた恒例の展示会で、旅館・ホテル組合員をはじめ多くの来場者を集めた。
今回は昨年までの会場(東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎)から場所を移し、会場全体、ブースともにスペースを広く取った。組合の協定商社などから34ブースと協賛団体の4ブースが出展。昨今の旅館・ホテル経営を取り巻く諸問題の解決に向けて、耐震診断を手掛ける設計事務所や、トコジラミなど害虫を駆除するメンテナンス関係の企業などの展示が目立った。
初日のオープニングセレモニー=写真=では齊藤源久理事長代行、林茂樹副理事長らがあいさつ。「出展の皆さまはこの機会をうまく(商売に)生かしていただきたい」「組合では700軒弱の組合員の倍増を目指している。今後の取り組みに期待をいただきたい」などと述べた。