3年ぶりに行われた新年懇親会
東京都ホテル旅館生活衛生同業組合（工藤哲夫理事長＝ホテルかずさや）は1日、東京のホテルメトロポリタンで3年ぶりの新年懇親会を開いた。工藤理事長は諸問題の解決へ組合員の結束を呼び掛け。地元選出の国会議員、都議会議員も多く駆け付け、宿泊業界への支援を約束した。小池百合子東京都知事はビデオでメッセージを寄せた。
工藤理事長は「3年間苦しんだが、都民割、全国旅行支援、水際対策緩和で少しずつ街に人が戻り、経済が回復している」とする一方、「人手不足、諸物価高騰と、新たに問題が山積している。われわれは乗り越えていかねばならない」と対策の必要性を強調。「アフターコロナの新しい動きを皆さまとつくりたい」と出席した組合員旅館・ホテル経営者に呼び掛けた。
山田美樹、辻清人、土田慎、丸川珠代、朝日健太郎、生稲晃子各氏ら地元選出の自民党と公明党の衆参議員、都議会議員らは「宿泊業は3年間で最も苦労された業種」「人流が戻ったときに皆さまに恩恵を受けていただく。その責任は政治にある」と、宿泊業界への支援を約束した。
小池百合子知事は感染症のまん延防止に協力した宿泊事業者に謝意を述べるとともに、「今年は関東大震災から100年。東京はこれまで数々の困難を乗り越え、新たな力を生み出してきた。今年をウサギのように飛躍する年に」とビデオメッセージを寄せた。
3年ぶりに行われた新年懇親会
