
村山会長
東京都旅行業協会(691会員)は19日、第11回定時総会を東京都千代田区の都市センターホテルで開催。役員改選を行い、村山吉三郎会長(飛鳥旅行)の再任を決めた。副会長には濱田千秋氏(ジャパン・カルチャーコミュニケーション)と小松信行氏(キャンディツアー)、専務理事には小澤秀人氏(大南トラベル)が就いた。
冒頭のあいさつで村山会長は「コロナウイルスの感染がなかなか収まらない現在、この業界も先が見えない状況が続いている。国の全国旅行支援は、書類の提出の煩雑さ、割引部分の戻りの遅さなどから制度への参加をやめる会員も多かった」と全国旅行支援の問題を指摘。「これからは、こういうことがあってはならないということで、協会と会員の皆さまとが一致団結して、旅行業の活性化を図っていかなくてはならない。全国旅行業協会本部や東京都に対して、今、窮地に陥っている旅行業を助けてもらうためにどんどん要望書を出していきたい」と今後の方針を述べた。
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