東京都渋谷区と秋田県大館市は、「ハチ公生誕100年プロジェクト(HACHI100)」を展開する。
渋谷区(区長:長谷部健)と、一般財団法人渋谷区観光協会(東京都渋谷区、代表理事:金山淳吾)は、2023年11月、ハチ公が生誕100年を迎えるにあたり、秋田犬のふるさとでもある秋田県大館市と共に「ハチ公生誕100年プロジェクト(通称:HACHI100)」を展開してまいります。このたび、ハチ公の生まれ故郷である秋田県大館市、一般社団法人秋田犬ツーリズム、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会(大館市)、ハチ公が育った渋谷区、一般財団法人渋谷区観光協会、忠犬ハチ公銅像維持会(渋谷区)の6団体でハチ公生誕100年事業実行委員会(通称:HACHI100)を発足いたしました。ハチ公が繋いだ渋谷区と秋田県大館市の自治体連携を強め、ハチ公に関わる多くの皆さんでハチ公生誕100年をお祝いするとともにハチ公を世界中に広め、後世にストーリーを受け継いでまいります。
■ハチ公生誕100年プロジェクトキックオフ記者会見を大館市からライブ配信!「HACHI100公式ホームページ」を開設しました2022年8月8日10:08(ハチにかけて)秋田県大館市にて「HACHI100プロジェクト」キックオフ記者会見を開催いたしました。両自治体を代表して大館市長、渋谷区長からのメッセージや、プロジェクトの概要を発表いたしました。記者会見の様子はYouTubeよりご覧いただけます。
また、HACHI100プロジェクト公式ホームページを開設いたしました。HACHI100に関するすべての情報を集約し、イベント情報やグッズ紹介など、最新情報を随時掲載してまいります。さらに、ハチ公生誕100 年を記念したオリジナルグッズを制作中です。秋田犬ツーリズムEC ショップ(こだわりAKITA セレクトショップ)やイベント時に販売予定です。グッズ販売ページは2022年10月頃公開予定です。
「HACHI100プロジェクト」キックオフ記者会見:https://www.youtube.com/watch?v=c3hfte1HPH0
HACHI100公式ホームページ:https://hachi100.visitakita.com/
■HACHI100公式ロゴマークが誕生!
HACHI100プロジェクト公式ロゴマークを作成いたしました。「100」と「ハチ公」がシルエットで表現され、ハチ公の特徴である垂れた左耳がモチーフになっています。ロゴマークのデザインは、渋谷駅前広場から秋田県大館市に移設した通称「青ガエル」のラッピングデザインも担当されたデザイナー大橋祥氏によるデザインです。
申請いただければ個人・企業・地域を限定せず、どなたでもロゴマークを無料で使用いただけます。HACHI100公式ロゴマークは、公式ホームページから申請してください。
HACHI100公式ホームページ:https://hachi100.visitakita.com/about/
■HACHI100公式SNS開設!
HACHI100公式Twitterを開設いたしました。HACHI100最新情報をはじめ、渋谷区、大館市両自治体の情報を発信してまいります。多くの人に愛され、渋谷のシンボルとして活躍してきたハチ公の100年、そしてこれからも様々な人に愛される存在であり続けられるように、渋谷区、そしてハチ公の故郷でもある大館市から発信していきます。
【ハチ公生誕100年事業(通称:HACHI100)】
概要:2023年11月ハチ公は生誕100年を迎えます。生誕100年をお祝いすべくハチ公の生まれ故郷秋田県大館市、ハチ公が育った渋谷区の両自治体が「ハチ公生誕100年事業実行委員会」を発足し、ハチ公のストーリーを後世に受け継いでまいります。
開設日:2022年8月8日(月)
公式HP:https://hachi100.visitakita.com/
HACHI100プロジェクト主要イベント(大館市開催予定) :
2022年11月13日「99年生誕祭」
2023年8月HACHIKO summer festival
2023年11月HACHIKO WEEK&100年生誕祭
※日程は変更となる可能性がございます
■忠犬ハチ公
「忠犬ハチ公」は、1923年11月秋田県大館市で生まれ、生後2ヶ月の頃、当時渋谷町大向の一角に住んでいた東京帝国大学の教授である上野英三郎博士に譲り受けられました。上野博士にとても可愛がられたハチは立派に成長し、博士の出勤時渋谷駅改札口までの送り迎えをすることが日課となりました。1925年上野博士が急逝された後も約10年間毎日渋谷駅の改札前に座り、主人の帰りを待つ姿が人々の心をつかみ、1932年東京朝日新聞に「いとしや老犬物語」として報道されるとハチの名は全国に広まり「忠犬ハチ公」と呼ばれるようになりました。1934年に渋谷の有志達が渋谷のシンボルとして忠犬ハチ公像が建てられ、除幕式にはハチも参列しました。戦時中の金属回収により一度供出されましたが、1948年に2代目となる現在の忠犬ハチ公像が建てられました。ハチは1935年3月8日11歳で病死し、青山墓地の上野博士のそばに碑が建てられています。毎年桜が咲き誇る4月8日に渋谷駅ハチ公前広場、5月8日に生まれ故郷秋田県大館市にて「忠犬ハチ公慰霊祭」が行われています。