世界の旅行市場に影響力を持つとされる米国の旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」の読者ランキングの2019年版の結果が10日に発表された。世界の人気観光都市を決める部門で、上位10位以内に東京、京都が入った。日本から同時に2都市が10位以内に入ったのは初めて。
東京は7位、京都は8位だった。他の順位は(1)ホイアン(ベトナム)(2)サン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)(3)チェンマイ(タイ)(4)メキシコシティ(メキシコ)(5)オアハカ(同)(6)ウブド(インドネシア)(9)フィレンツェ(イタリア)(10)ウダイプール(インド)。
同誌は月刊誌で、発行部数は北米を中心に約100万部。旅行好きな高所得者層が主な購読者という。
米国からの訪日旅行者数は、18年が前年比11.0%増の152万6千人。19年1~5月累計では前年同期比14.2%増の69万9千人となっている。