静岡県東伊豆町の岩井茂樹町長ら一行が13日、東京の観光経済新聞社を訪問。町内に新たに発足した「東伊豆町観光協会」の取り組み、町の観光魅力を紹介した。
東伊豆町観光協会は、町内の北川、熱川、稲取などの各温泉地の観光協会が統合して今年6月発足した。会長には銀水荘会長の加藤昌利氏が就任。「広域連携でさまざまな取り組みを進める」方針だ。
岩井町長は「伊豆半島はさまざまな観光施設、温泉があり、県の中でコロナ感染者が少ない。安心して来ていただければ」。加藤会長は「町内では新しい町長への期待が大きい。これからさまざまなことが進んでいくだろう」と述べた。岩井町長は元参院議員で、今年3月の町長選で初当選した。
町内では今後、9月25日に江戸城築城の際に切り出された大石を運んだ「御石曳(ひ)き」を再現する「石曳き道灌まつり」、10月7日から11月4日にかけては広大な草原の中ですすきを観賞してもらう「稲取細野高原秋のすすきイベント」が開かれる。
岩井町長(左から2番目)、加藤会長(右から2番目)ら、本社を訪問した一行