東北運輸局と東北観光推進機構は2日、東北の魅力を国内外に効果的にPRすることを目的に新たに設置した「東北観光親善大使」に、人気音楽グループのモンキー・マジックを任命した。
モンキー・マジックは日本人2人とカナダ人2人の音楽ユニット。全員が宮城県仙台市に住む。約10年にわたり仙台を拠点に音楽活動を行ってきたことから、地元東北の魅力をコンサートなどでPRしてもらう考えだ。
2日、東北運輸局(仙台市)で行った任命式ではモンキー・マジックのメンバーに清谷伸吾・東北運輸局長が親善大使の任命状を、齋藤幹治・東北観光推進機構推進本部長が東北観光のロゴバッジを授与。清谷局長は「東北新幹線全線開業などで注目を浴びているこの時期にさらに認知度を上げたい。大使には東北の良さをさまざまな場面で伝えてほしい」と大使としての活動に期待する。
モンキー・マジックのボーカルのメイナード・プラントさんは「公式に東北のことを広められるのがうれしい。東北の良さを全国、全世界に伝えたい」と親善大使としての活動への意欲を語った。
モンキー・マジックのメンバー(写真中央4人)と清谷局長(同左)、齋藤本部長(同右)