東北観光推進機構(会長・松木茂JR東日本東北総合サービス社長)は5日、仙台市のホテルメトロポリタン仙台で通常総会を開き、2024年度事業計画を発表した。訪日プロモーションの強化、滞在日数や消費額を伸ばす高付加価値コンテンツの造成、マーケティングデータのプラットフォーム構築などをオール東北で推進する。
インバウンド誘客では、広域連携により訪日プロモーションを強化。インフルエンサーや海外旅行会社の招請も実施する。日本政府観光局(JNTO)の海外事務所とのウェブミーティングなどを通じ、最新の現地情報を入手し、タイムリーな情報発信を目指す。
台湾との関係では、訪日誘客だけでなく、東日本大震災の支援に対する感謝も込め、台湾旅行を促す「東北・新潟発”愛台湾”キャンペーン」を6月1日に開始。4月に起きた台湾東部での地震からの復興を応援する。期間は12月31日まで。
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