東北風土マラソン&フェスティバル2019実行委員会(事務局・宮城県登米市観光物産協会)は「東北風土マラソン&フェスティバル2019」を来年3月23、24日に開催する。10月9日から公式ウェブサイトや電話などで応募の受け付けを始めた。
同イベントは東日本大震災からの復興途上にある東北の交流人口増加や産業振興を目的に、2014年にスタートした。マラソンのほか、東北の食などを楽しめるフェスティバルや被災地を訪ねるツアーなどを同時開催している。
6年目となる来年は、ファンランで有名なフランスの「メドックマラソン」などとの連携を土台に外国人ランナーの参加者倍増を目指すほか、前回初めて実施した「KIDSスマイルプロジェクト」を継続、障がい者でも楽しく参加できる種目やイベントを多数行う。
会場は登米市の長沼フートピア公園および周辺会場。マラソン大会のエントリー枠は7500人。フルマラソンのほか、リレーマラソンやKIDSスマイルランなどがあり、フルマラソンは参加費8500円、定員1500人となっている。
このほか、登米市内外の事業者によるご当地グルメの販売や東北地方のグルメを販売する「登米フードフェスティバル」、東北各地から数十銘柄の日本酒と蔵元が集う「東北日本酒フェスティバル」などが同時開催される。
3月に開催された東北風土マラソン&フェスティバル2018には6800人のランナーが参加。台湾や香港、中国、米国など世界16の国と地域から200人を超えるランナーが集まったという。会場来訪者は延べ5万3千人に上り、「経済波及効果は約3億円」(事務局)というイベントとなっている。