東武トップツアーズはこのほど、11月16~17日に実施した「親子で学ぶ脱酸素~サステナブルリゾート奥日光湯元温泉」ツアーの結果と参加者によるアンケート結果を公表した。
日光国立公園を有する栃木県の奥日光(湯元地区・中宮祠地区)エリアは、昨年4月に環境省によって「脱炭素先行地域」の一つとして選定されている。同ツアーは日光市とさまざまな分野の民間企業が連携し、地域の取り組みを紹介するとともに、専門家の講義やワークショップを通じて、家庭や地域での環境意識向上と持続可能な社会への理解を促進することを目指した。
当日は、親子22人が参加。アンケートによると「ツアーは本来好まないが、テーマがあることで意識を持った方々と集うことができ、安心して参加できた」「子供が初めて水力発電の存在を知り、電気を作れることに感心していた」「地球温暖化の影響がこんなにも目に見える形で存在することに驚いた。あらためて全員で地球を守ることを考え、身近なことから始める必要性を感じた」「親子で体験しながら学べるプログラムはとても貴重な時間だった」など好意的な意見が寄せられた。
「今後も企画をよりブラッシュアップする形で親子型の学びツアーを実施し、家庭内での脱炭素や環境問題に関する共通の理解を持ってもらい、身近なところから環境改善へ向けた取り組みが進むような活動を継続していく」と同社。