
東武トップツアーズは、急速に変化する環境に対応し、近未来を見据えた持続可能な事業発展を目指して、1月に新設した「未来共創ラボ」において、新規事業創出機会を目指す社内プラットフォーム「TOBU_FT_HUB」の本格稼働に向けた準備を進めてきた。その本格始動に向けた取り組みの一環としてこのほど、新規事業創出へ向けた社内ビジネスコンテスト「トップアイディアステージ」を開始した。
コンテストの目的は、挑戦的な社内文化の醸成と、イントレプレナー(社内起業家)人材の育成だ。ソニーグループが提供する新規事業創出のための支援プラットフォーム「Sony Acceleration Platform」の豊富な経験を活用し、コンテストの制度設計と運営準備が進められ、これまでに社内起業家による講演会を実施。今後、「2030年未来シナリオ起点 半歩先のニーズ発見アイデアソン」を開催予定で、コンテストで出されたアイデアをさらに具体的な提案へと昇華させる。
同社は、これらの取り組みを深度化させ、3年後には新規事業規模を10億円に拡大することを目標としており、コンテストの継続実施を通じて、社内の挑戦的な企業風土を強化し、デザイン思考の定着を図る。これにより、質の高いアイデアが創出され、事業実現性が高まると共に、社内イノベーションが企業文化として根付くことが期待されている。
未来共創ラボの担当領域