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東武トップツアーズはこのほど、今年4月入社予定の内定者を対象とした地域連携研修を山形県西川町と宮崎県延岡市で実施した。地域の課題解決に官民が連携して対応することを目的とし、内定者が現地での活動を通じて地域とのつながりを深めた。
山形県西川町は「隠れ積雪日本一」ともいわれる豪雪地域で、高齢者宅の除雪作業や、冬のイベント「雪旅籠の灯り」の雪像づくりの人手不足が課題となっている。同社は3年前から同町で内定者研修を行っており、今回も内定者が除雪作業や雪像づくりに参加。地域住民と協力しながら作業に取り組んだ。
宮崎県延岡市では、九州三大マラソンの一つ「延岡西日本マラソン」、地元食材を使った料理を食べ歩くイベント「のべおかタパス」の運営をサポートした。両イベントで課題となっている人手不足の解消に向け、内定者は会場設営や準備作業に携わり、イベント成功に向けて尽力した。
研修に参加した内定者からは、「第2のふるさとができた」「入社前に達成感や感動を体感できた」といった声が寄せられ、官民双方にとって実りの多い取り組みとなった。