東武トップツアーズはこのほど、今年12月に全国16カ所の自治体へ行った「企業版ふるさと納税」について、寄付先の一つである北海道浦幌町から感謝状を受領した。現在、同社から浦幌町に2人出向し、教育旅行団体の受け入れ支援を中心に活動している。
企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生事業に対し、企業が寄付を行った場合に最大で寄付額の9割が軽減される制度。企業と自治体が連携することで地域の活力を生み出すことを目的としている。同社は2020年に地域活性化センター(東京都・中央区)との共同出資で「企業版ふるさと納税マッチングサポート」を設立し、制度の普及に注力している。
「今後も企業版ふるさと納税の拡大を目指すとともに、地域の活性化を地方自治体と協働して進めていく」と同社。
浦幌町の井上亨町長(右)から感謝状を受領する百木田康二社長